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乳がんサバイバーとして 学び・気づき

術後10年を前に

今年で9年

一年ぶりの乳腺外科検診に行ってきました。
検査も診察もスムーズで、結果も問題なしでした。

がんセンター

診察の終わりに、来年で区切りの10年(他のがんは5年)
になるので、以後のフォローのための医療機関を
ご提案いただきました。
ありがたくも無事に再発も転移もなく過ぎたので、
がん拠点病院から住所地の近くの病院に「逆紹介」という形です。

マイ・ディア・ドクター

途中の2~3年、別の先生に変わった時期がありますが、
初診の時からずっとお世話になっているT先生に、
あと1回お会いしたらお別れなんだなあと思うと、
ちょっと泣きそうになりました。
ゴッドハンドとして、ひそかに高名なT先生ですが、
本当にすばらしいのは、私のような軽症の患者でも、
診察の時間は、先生は自分だけに向き合ってくださると
感じられるくらいに真摯な姿勢です。

知っているけど知らない感情

誰かに会えなくなる「別れ」の経験は今までにもあります。
自分から区切りをつけたことも、その逆も、
あるいは自然解消的に没交渉になったことも。
でも、それらとはまったく違う形で、
決められた期間を何事もなく無事に過ごすことが
できたからこそ、やってくる別れです。
一番近いのは、学校の「卒業」でしょうか。

ただ私、学校の卒業式では泣いたことはないんですよね。
感情を閉じてたこともあるし、大人になってわかったことだけど、
「学校」があまり好きではなかったようだし。
ましてや「先生」という人種との「別れ」がつらいとかの感情は
なかったと断言できます(^_^;)

今回、ちょっと泣きそうになったのは、多感なはずの時期に
忘れていた、そんな感情を感じることができるように
なったからかもしれません。

☆☆乳がんに関するご相談、体験者の立場でお受けしています☆☆

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学び・気づき

完ぺきでない自分を楽しむ

グランキューブ大阪

 

一つ前の記事と時間軸が前後しますが、先週土曜日は、
乳がん体験者コーディネーターとしてお世話になっている
NPO法人キャンサーネットジャパンのセミナーに、
ボランティアスタッフとして参加してきました。

最近は、照明の担当をさせていただくことが多いです。
とはいえ、舞台に携わってきた人間にとっては、
「照明」のお仕事は、プロフェッショナルな職人技であって、
私がやっているのは会場内の「調光」と呼ぶべきだと
声を大にして言いたい(・・・誰に?)

当たり前ですが、会場が変わると調光システムの操作方法も変わり、
毎回新鮮(ぶっつけ本番ともいう^^;)です。
しかも今回は、マイクの音量調節までもが守備範囲( ゚Д゚)
演者によって声量が違うことによる微調整、
あるいはスライドを使うか否かによって、ON/OFF操作と
調光の両方が必要になってきたりと、何と言うか、
とっさの判断と反応速度が要求される状況に!(勢いでビックリマーク)

進行の妨げになるような大きな失敗はなかった(と信じたい)のですが、
マイクと明かりのどちらかが遅れたりというのは多少あって・・・
以前の私なら、もっとちゃんと完ぺきにできたはずと
自己否定に入るか、自分に対してできない理由を言い訳するか、
とにかく、思考でぐるぐるしているような状況なのですが、
やってくる状況にただ淡々と反応して、できたできなかったには
関係なくやり過ごしていくうちにすべてが流れていくように感じられ、
そう感じている自分をちょっとおもしろがっている自分もいるようでした。

ありのままの自分を認めるとか受け入れるって、こんな感じかも
思ったのでした。

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日々のできごと

播州織COOL!

西脇市の道の駅北はりまエコミュージアムで開催中(19日まで)の
播州織 春のストールフェアに行ってきました。

播州織とは、兵庫県西脇市の地場産業で、200年以上の歴史があります。
糸を先に染める先染の綿織物で、縞や格子の柄が特徴です。
独特の製法で、自然な風合いと肌触り、豊かな色彩の生地が作られます。

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こういう感じの柄がスタンダードです。
写真は、リバーシブルのロングスカーフの表裏です。
綿なので、ウォーキングの時などに首に巻いて、
日除けとタオル代わりに使えます。

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今日買ったのはこのストール↑です。
一般的な播州織よりももっと薄くてやわらかく、やさしい肌触りです。
非常に細い糸を使って織られているとのこと。
色彩も実に繊細で豊かで、写真では表現しきれません。
これから夏に向けて、出番が多そうです(*^^*)
大きめなので、きものの時にも使えそう。
帯つきの季節ではありますが、冷房で襟元冷えたりするし、
街中では塵除けの意味で、持っていると便利です。

今回のフェアは明日までですが、来週から、全国東急ハンズの
母の日フェアーに播州織の出品があるそうです。

播州織扇子

一昨年購入した播州織の扇子です。
道の駅北はりまエコミュージアムで常時販売しています。
そごう神戸店のひょうごふるさと館でも、この扇子の他、
ハンカチにもなる祝儀袋や布スリッパを取り扱っています。

個人的には、木綿のきものが好きなので、
播州織のきものがあったらいいなあと思っております。

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日々のできごと

春の景色

 

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今日が最後の見ごろかも・・・ということで、
写真を載せてみました。

150402_1535

 

春は写真を撮りたくなる風景が多いですね。

地面に目を転じれば、こんなん撮れました。

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土筆にも春を感じますが、周囲の草の緑もキレイです♪

☆☆春から新しいこと始めませんか?☆☆
 いきいきリズム体操(脳トレ要素アップ!)
 リラクシングバレエ&月イチゆる楽バレエワーク
 和・洋をまたぐ“歩き”の極意
 着付けレッスン(身体の楽な使い方もセットです)

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日々のできごと

慎重以上臆病未満、そして自制心

関西弁でいうところの「いらち」の私、
不注意による軽いケガはしょっちゅうです。

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1月末に右手をケガして、着付けのお仕事をお休みしましたが、
実は、↑親戚の飼い犬にかまれたケガでした(>_<)
決して彼が凶暴なワケではなく、私が不用意にかまった結果です。

先日の卒園式の着付けは、昨年から仮予約のような形だったのですが、
ひと月前になっても、包帯の写真をアップしたりしていたので、
依頼してくれた友人にはずいぶんと心配をかけてしまいました。

とにかく当日まで、右手の傷を大事にすることはもちろん、
それ以上ケガを増やしたり、ましてや風邪をひいたりすることのないよう、
自分の体を守ることにフォーカスして生活していました。
慎重に、だからと言って日常に支障が出るほど臆病でもなく。

それでも、イヌ好きなもので、ついついイヌにはかまってしまうのです(笑)
かんだ張本人(?)、隣のイヌや通りすがりのお散歩中のイヌ・・・

当日、最寄りバス停に到着したのは朝の7時半。
ちょうどイヌのお散歩時間です。
すぐ近くを歩くイヌたちにさわりに行きたいのを、じっとがまん。
お客様のきものにさわる前にイヌにさわるわけにはいきません。
ちなみに、同じような理由で、着付けのお仕事の時には、
ニットのセーター等は身に着けません。
これは舞台の楽屋のお手伝いの時に学んだことで、
お衣裳やシューズに毛が付着するのを防ぐためです。
また、これも別にきまりではないのですが、
舞台の黒子という意味で黒を基本にした服装というのも
自分なりに取り入れています。

今回のことで、自分の体を大切にすることは、イコール
仕事を、ひいてはお客様や生徒さんを大切にすることで、
もっと広い意味ではまわりすべてを大切にすることにまで
つながっていくのだと感じたのでした。