一つ前の記事と時間軸が前後しますが、先週土曜日は、
乳がん体験者コーディネーターとしてお世話になっている
NPO法人キャンサーネットジャパンのセミナーに、
ボランティアスタッフとして参加してきました。
最近は、照明の担当をさせていただくことが多いです。
とはいえ、舞台に携わってきた人間にとっては、
「照明」のお仕事は、プロフェッショナルな職人技であって、
私がやっているのは会場内の「調光」と呼ぶべきだと
声を大にして言いたい(・・・誰に?)
当たり前ですが、会場が変わると調光システムの操作方法も変わり、
毎回新鮮(ぶっつけ本番ともいう^^;)です。
しかも今回は、マイクの音量調節までもが守備範囲( ゚Д゚)
演者によって声量が違うことによる微調整、
あるいはスライドを使うか否かによって、ON/OFF操作と
調光の両方が必要になってきたりと、何と言うか、
とっさの判断と反応速度が要求される状況に!(勢いでビックリマーク)
進行の妨げになるような大きな失敗はなかった(と信じたい)のですが、
マイクと明かりのどちらかが遅れたりというのは多少あって・・・
以前の私なら、もっとちゃんと完ぺきにできたはずと
自己否定に入るか、自分に対してできない理由を言い訳するか、
とにかく、思考でぐるぐるしているような状況なのですが、
やってくる状況にただ淡々と反応して、できたできなかったには
関係なくやり過ごしていくうちにすべてが流れていくように感じられ、
そう感じている自分をちょっとおもしろがっている自分もいるようでした。
ありのままの自分を認めるとか受け入れるって、こんな感じかもと
思ったのでした。