カテゴリー
ワタシ流きもの用語

ワタシ流きもの用語―縮緬―(2016.6.7追記)

縮緬

 

【縮緬-ちりめん-】
代表的な絹織物の一種。
表面にシボと呼ばれる凹凸があるのが大きな特徴。
京都府の丹後地方と、滋賀県の長浜が代表的な産地。
シボがあるために、表面積が広くなり、あたたかい。
同様の理由で、着付ける時も、着ている間も重い。
とはいえ、あたたかさを伴うので、不快に感じるほどではない。
ちなみに、某国民的時代劇の主人公(近々スペシャルがあるそうな)
の世をしのぶ姿、「越後のちりめん問屋」はちりめんじゃこではなく、
この縮緬である。
ただ、越後が縮緬の産地、あるいは集積地であったという
確証を得ることはできなかった。

2016年6月7日追記

「水戸黄門第2部」(ご老公は東野英治郎御大!)の
再放送を見ていて発見!
何と、ご老公の頭巾が縮緬ではないですか
さすがは越後の縮緬問屋
画像検索してみたところ、縮緬の頭巾は
初代の東野ご老公だけだったのでした。

———————————————————————————————-

☆☆ゆる楽バレエストレッチⓇ@武庫之荘☆☆
   6月26日(日)13:40~14:50

☆☆月イチゆる楽バレエストレッチⓇ@エクラ☆☆
   6月12日(日) 14:30~15:40
   7月10日(日)    〃 

☆☆アラフォーからのゆる楽バレエストレッチⓇ@加西KCC☆☆
   第2,4火曜日 15:30~16:30
☆☆シニアのためのゆる楽バレエストレッチⓇ@加西KCC☆☆
   第2、4火曜日 16:45~17:45
 
☆☆大人から楽しむバレエ☆☆
  毎火曜日 11:00~12:15@三木市緑が丘
  毎木曜日 11:25~12:40@西神中央
  ※体験、見学随時受付中!

☆☆バレエの「身体の使い方」を取り入れた着付け☆☆
出張着付け出張着付けレッスン
受付可能日予定表はコチラ


お申し込み、お問い合わせはお問い合わせフォームより
お願いいたします。
(加西KCCクラスは0790-42-4153)

カテゴリー
きもの・小物 ワタシ流きもの用語

ワタシ流きもの用語―半衿―

衿付半じゅばんのくだりで、さんざん「半衿」という単語を
書いているのに、用語集ではまだでした(>_<)ので、
遅ればせながら・・・

半衿

【半衿-はんえり-】
衿の汚れを防ぐことを主な目的として、
長じゅばんなどの衿に掛けて使用する。
「掛け衿」ともいう。
基本的には、特に礼装では白を使用する↑が、
装飾の用途で色衿や刺繍衿を使用することもある。
半衿ピンク

 

振袖半衿

汚れを防ぐことが主用途なので、当然、メイク、皮脂等で汚れる。
・・・ので、外して洗う。
そして、次の使用のために、再度縫い付ける。
めんどくさっ!(おっと失礼^^;)
仕立てたままの状態では、細かい縫い目で縫ってあるが、
自分でつける時は、背縫いに真ん中を合わせてあれば、
多少粗い縫い目でも、外れなければよしと考えてよい。
そう考えると、作業が楽しくなる(・・・かもしれない←意見には個人差が・・・)
ちなみに、両面テープで貼るというツワモノを知っているが、
生地を傷める可能性が高いので、推奨はできない(意見には個人差が・・・)

☆☆出張着付け出張着付けレッスン受付中!
       受付可能日コチラ☆☆

カテゴリー
ワタシ流きもの用語

ワタシ流きもの用語―コーリンベルト―

コーリンベルト2

【コーリンベルト-こーりんべると-】
両端にプラスティックまたは金属の留具がついた
長さを調節できる幅2cmくらいのゴムのベルト。
着付け時にきものや長襦袢の衿を留めて、着崩れを防ぐ。
左右両方から均等な力で引っ張ることになるので、
衿合わせが左右対称にきれいに整う効果もある。
留具が肋骨に当たると痛いので、留める場所に注意が必要。
「コーリンベルト」の名称は、ホチキスやテトラポッド同様、
一企業の商品名が一般名詞になったものとの説があるが、
確たる根拠が得られるだけの資料はない。
根拠となるべき文献や記事を書かれる着付けの「権威」たちは、
このベルトを着付け時に使用されないからかと思われる。

コーリンベルト1

売っている時はこんな箱に入っていることが多い。
量販店の浴衣売り場の着付け小物セット的なものに
含まれていることもあるが、上記のような理由で、
一般的な教本やDVD等では使用法が明示されていない
確率が高いので、購入時に注意されたい。

以下、ちょっとしたつぶやき

私はコーリンベルト使う派です(*^^)v
使わない方法も両方試したうえで、やっぱり楽だから♪

☆☆出張着付け、出張着付けレッスン承り可能日☆☆

カテゴリー
ワタシ流きもの用語

ワタシ流きもの用語―伊達締め―

伊達締め

【伊達締め―だてじめ―】
着物や長じゅばんの上に締める幅広の細長い布。
博多織がポピュラーだが、化繊で途中にシャーリングが入ったもの、
あるいは面ファスナー(マジックテープ)で留める厚手の生地の
ものもある。
着くずれを防ぐために締めるもので、礼装や準礼装では
必須であるが、ふだん着の時は、締めつけるものを減らすためか、
長じゅばんにはいらないとか、帯を締めた後に抜いてもよいなど、
意見は多様である。
また、締める時に背中で交差させる部分についても、
すっきりと平らに整えるべしという説と、
くしゃっとさせて補整がわりのボリュームを作る
との両極端の説がある。
よく言えば応用範囲が広い、悪く言えばとらえどころのない
アイテムである。

カテゴリー
ワタシ流きもの用語

ワタシ流きもの用語―帯枕―

帯枕1

【帯枕―おびまくら―】
帯結び上部の丸みを作り、帯を背中に密着させるために
使われる、実用一辺倒の器具。

帯枕2

より体に沿わせて安定させるために、ストッキングをかぶせることがある↑。
ストッキングという無粋としか言えないものを隠すため、
帯揚げの装飾的役割に頼る割合はより多くなる。
帯や帯締めをきつく締めても帯板で防御されるのに対し、
体にしっかりと密着させて結ぶ必要があるので、
肋骨に当たる、あるいは肋骨の間に入る確率が高い。
初めての和装でこの状態を経験し、苦しい、時に痛いと
感じてしまうことで、和装を敬遠する大きな要因となりうる。
しかし、ゆるめると帯結び自体、ひいてはきもの姿が
成立しなくなるので、必要悪と言えるかもしれない。
自分で着ることで、自分が楽な感覚で結ぶことが
できるようになれば、負担は軽減される。

きものの〈歩き〉と姿勢を体感!
3月1日(日)
和洋をまたぐ〈歩き〉の極意@エクラ(小野市中島町)
21日(土)まで申し込み受付中