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狂言会「傳之會」@金剛能楽堂

先週の狂言鑑賞の会場は、シテ方金剛流の総本山(?)
金剛能楽堂でした。

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お庭には鯉がいますぞよ!

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京都文化博物館でのんびりしすぎたのと、
最寄りのバス停までの道を間違えたのとで、
すっかり時間を食ってしまい、
タクシーで現地に向かったのでありました。

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今回の公演は「傳之會(かしずきのかい)」
茂山千五郎家の正邦さん、茂さんご兄弟の二人会です。

【番組】
 以呂波(いろは)
 素袍落(すおうおとし)
 悪坊(あくぼう)
 口真似(くちまね)
 二人袴(ふたりばかま)

会場に到着したのが「素袍落」の途中で、
本来なら会場内に入ることはできても、
他のお客様の迷惑にならないよう、
終わるまで後方で待つことになるのですが、
席が通路側だったため、スタッフさんのお気遣いで、
無事に席に着いて観ることができました。

子供たちの足腰

「以呂波」は子供の初舞台となることが多い曲だそうです。
今回も茂さんの息子さんがデビューだったのですが、
上述の理由で、観られず残念(>_<)

「口真似」は、正邦さんの3人の息子さんたちだけで
演じられました。
当たり前ですが、子供たちは体重が軽く、
それゆえ良くも悪くも動きが軽いです。
摺り足で歩くだけでも、舞台の板の上1㎝くらいを
すうーっと滑っているような感じです。
大人の場合は、足袋が床に吸い付くかのように、
小走りであっても、足のウラが確実に床をとらえています。
あるいは従者である(ことが多い)太郎冠者が、
舞台に出てきて腰をかがめる、その時に、
子供はぴょこん、という感じですぐ膝を伸ばしてしまっていました。
おそらく筋肉的な問題で、膝を曲げて腰をかがめた形で
キープしていることができないのだと思われます。

狂言師の足腰

能に比べて、狂言は動きがさまざまでしかも大きく、
ありえないような上半身の形で、なおかつ
片足を上げたポーズをキープしていたりします。
「菌(くさびら)」という狂言を観た時には、
うさぎ跳びのような体勢で、背中を伸ばした形で、
摺り足で舞台上を動き回る狂言師たちの足腰の
強靭さ、しなやかさに大変驚いて、
後日、茂山逸平さんの講演に行った時に、
特別なトレーニングなどしておられるのかと
訊いてしまいました。
その答えは、基本的には日々のお稽古だけで
特別なことは何もしないとのこと。
子供たちもこれからお稽古を続けることで、
しっかりと舞台を踏みしめ、ありえない決めポーズを作る、
狂言師の足腰を自分のものにしていくのでしょう。
それを見続けるのが楽しみです。

月イチゆる楽バレエワーク@エクラ
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最初は「できない」のがあたりまえ

「今日もできなくってすみません」

バレエの生徒さんたちが、時々レッスン後に
おっしゃる言葉です。

できてるかできてないかは私が判断することで・・・
というか、本人が判断できるなら、私はいらないし・・・
謝られるほど、私はエラそーにしてるだろうかとか
考えてしまうし・・・(^_^;)

あるいは、体験や見学の方が、もしかしたら、
断る言い訳なのかもしれないけど、
「できなくて、みなさんの足をひっぱりそうで・・・」

最初っからできるんなら、習いに来る必要はないです。
「できない」から、習うワケで。

そして、私が生徒さんたちに求めていることは、
「できる」「できない」の結果ではなく、
自分の身体の状態を知り、変わっていく過程を
感じてほしい
、ということなのです。
プラス、変わっていった身体が「楽」だと
感じてもらえれば
、それが、私の喜びです(^^♪

※考え方の根っこはこの記事と同じかな(^_-)-☆

月イチゆる楽バレエワーク@エクラ
  6月21日(日)14:30~15:40
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追記を少し・・・だけどけっこう大事かも

前の記事に追記です。

発想を転換して、と言っても、
身についた身体の使い方は
なかなか変わらないのがふつうです。

前の時はできていたのに、次の時に、
「引き上げようとしたら、また肩が上がっちゃった」
はい、それがふ・つ・うなんです(^_-)-☆

そんな時、またやっちゃったと落ち込まないで。
まず、自分の「今」に気がついたことが第一歩です。
そうしたら次はまず、
上がっちゃってる肩に行っている意識を
少~~~しずつ移動(あくまでイメージ)させて、
前の記事でお伝えした「デコルテ」近辺に
持っていきます(イメージだってば)。

そしてもう一度「引き上げる」をやってみる。
少しだけでも、身体の使い方が変化したことが
わかると思います(*^^)v

身体って、一気にいきなり変わることってほとんどなくて、
こういう積み重ねで変わっていきます。
だから、自分の身体のちょっとした変化に気づくことが、
まずすごいことなので、気づいたら喜んでくださいね。
そして私は、その変化が目の前で起こること、共有できることが
楽しくて仕方ないのでありました(^^♪

そしてやっぱり文章では伝えきれないので・・・

気になった方は、ぜひご自分の身体で実体験を
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テコの原理で引き上げる

「引き上げる」と言われても・・・ですよね?

バレエをはじめ、いくつかのボディーワークでは、

「身体を引き上げる」
「頭の上から引っ張られているような感じ」

等々の表現を使うことがあります。

この感覚、なかなかわかりにくいようです。
特にバレエでは、引き上げるんだけど、
肩は下ろして、なんてことも言うので、
ますますわからなくなります(^_^;)
でも、これができると胸から肩のデコルテ部分が
きれいなラインを描き、これはきもの姿の魅力である
なで肩ラインを作り、同時に着くずれを防ぐことにもなるのです。

「引き上げる」を意識しすぎると、
肩は一緒にあがっていきます(残念ながら)。
ここで肩を下ろそうとすると、
「肩」に意識が集中して、力が入り、
上がったまま固まるか、もっと上がります。

発想の転換・・・意識する場所を変える

※そもそも『肩』がどこかという問題もありますが、
 そこはまた別の機会に(^_^;)

―肩を下げる→胸を起こす―
(この場合の『胸』はバストそのものより、
その上の鎖骨に近い部分=デコルテです)
意識する場所を「肩」から「胸」に変えます。
これによって、作用反作用というか、
テコの原理というか、それによって、
背中側、肩甲骨の部分が下がっていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文章で書くと非常にわかりにくく申し訳ありません。
実際、身体の状態は個人差があり、
意識する場所は少しずつ違ったりするのです。

気になった方は、ぜひご自分の身体で実体験を
(私にとっても『百聞は一見にしかず』で、
 お一人お一人の状態を見せていただく方が
 お伝えしやすいです)
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タウン紙のコラム広告6月号―テーマは『寝る』―

明日更新&折込!

明日5月31日付で、隔月でコラム広告を掲載している
地元タウン紙が北播磨+丹波市、篠山市、三木市の
神戸、朝日、毎日、読売各紙(三木市は神戸のみ)に
折込されます♪
Web版も更新されます。

以下からどうぞ

ピーネットタウン→サイドバーの「大好評!連載コラム」
由美先生のキレイ×元気 ちょこっとコラム

コラムタイトルから直接見ることもできますが、
紙面自体もお楽しみくださいませm(__)m

今回の内容は

GW中に体調を崩し、その時に考えた「寝る」について
書いています。

当時のブログ記事(http://promenade-y.com/20150506/)
と重複する部分もありますが、その時点より回復しているためか、
「おもしろい」なんていう単語も出てきています(*^^)v
よかったら、読んでみてくださいね。

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