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能・狂言・落語会

夏の陣大阪城本丸薪能鑑賞その3

薪能の記事、その1その2からの続きです。
写真がネタ切れになってきました(^_^;)

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「翁」の後、休憩をはさんで「猩々」の開演、
その前に例の(たぶん)主催者男性の挨拶と解説。

「猩々」について

「猩々」はお酒の好きな妖精で、
「猩々緋」と言われる鮮やかな色の名称の元でもあります。
またまた能マンガ「花よりも花の如く」の台詞によると、
「おおむねオカルト」(笑)である能の中では
おめでたく、楽しい曲で、4日間の初日に
「翁」に続くにふさわしい曲です。
現在では、舞を中心とした後半部分だけが
上演されることが多いそうですが、
今回は原作通りに前半からの上演で、
後半のみでは出てこない、猩々妻との二人舞が見所です。
(しかし、冷静に考えると、酒好きの妖精夫婦が
呑んで踊るって、何だかコワいかも・・・)

脇正席の特権

猩々のお装束は、頭から全身赤で統一されています。
ただ、かがり火や照明の効果か、
それともその効果をもともと見越してのことか、
上述「猩々緋」より淡い、普通の緋色にも、
もっと淡い珊瑚朱にも見える色だったように思えました。
こういうのが間近で見られるのは、脇正の席の特権でもあります。
舞台を横から観る形にはなるものの、
その角度だからこそ見られる立ち居振る舞いの形、
特に足運びの近さはマニアックな見所です(^_^;)
私はこの曲で初めて見たと思うのですが、
猩々夫婦の舞の途中で、背伸びの形で
横にすべるように移動する動きがあり、
もしかしたら、正面からでは足元が
見えなかったのではと思うと、
ワタシ的にはこれまたお得感アリでした。
(足元が見えない方が浮遊している感じで
 それはそれでおもしろいかもしれません)

お舞台はいいなあ

茂山家のファンクラブに入会したせいもあり、
最近は狂言だけの公演に行くことが増えていましたが、
やっぱり能もよいなあと、今回思ったのでした。
(でも来月は狂言2公演

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