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乳がんサバイバーとして

人を惹きつける言葉の難しさ


ある本の表紙(帯かも?)に書いてあった文章を
たまたま見てしまいました。
まさに見て「しまった」感じ。

余談ですが、キャッチコピーより
惹句(じゃっく)という言葉が割と好きです。
(ダレが興味あんねん)
ちなみにイントネーションはJackと同じではありません。
(だから、ダレが興味あんねん)

・・・話を戻します汗
その惹句は、

  〇〇は腸と脳を壊す
  △△は骨と血管を弱くする
  乳がん患者は〇〇と△△が大好き

(〇〇と△△には食品名が入ります。
 この後の文章の主旨には影響ないので
 伏せています)

いろんな意味で「うまい」けど

著者のお医者様か、健康系の雑誌を出している
出版元の編集者の方かわかりませんが、
「うまい」こと作ってはるなあと思います。

特に最後の1フレーズ。
「〇〇と△△は乳がんの原因」
と言いきってしまうと、いろいろとややこしい。
だからと言って、「リスクが高い」程度では
前2つに比べてインパクトが弱い。
そして単に「がん」ではなく、
しかも他の部位でなく「乳がん」。
ここ数年は何やかんやで関心が高まっているし、
たとえば「肺がん」ほどにははっきり大きなリスクが
知られているわけではないので使いやすい。

うまいチョイスです。

「乳がん」だけでなく「がん」という病に
漠然と、あるいは具体的に不安を持っている層に
しっかりアピールできています。
そして、乳がんサバイバー11年、
〇〇も△△も大好きですが何か?とか
今さらそんなこと言われてもね~、
なんて開き直ったり、
これ、乳がん患者をdisってるやん?
なんて受け取ってしまう人種は
読者として想定外であることを
暗に示すこともできている・・・
とまで思っちゃうのは、被害妄想ですかね?

他山の石とする

インパクトのあるフレーズはむずかしいです。
イベント告知のチラシや日々のブログ記事のタイトルまで、
いっつもうんうん考えてます。
でも、いくら考えまくってアタマが煮詰まってきたとしても、
「不安」や「怖れ」ではなく
「希望」や「楽しみ」にフォーカスしたものにすることと
一定の層にアピールするために
そこに含まれない、あるいは対極の層を
責めたり揶揄したりする言葉は使わないこと。
これまで以上に「言葉」を繊細に吟味すること、を
守るべきこととして心に刻んだのでした。

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