兵庫県でもかたな展！サブタイトルは「煌めきの刀剣文化」

兵庫県立考古博物館にて開催中（～12月2日）の
「装飾大刀と日本刀 ～煌めきの刀剣文化～」
という特別展に行ってきました。

考古博物館に行くのは、5月の「兵庫山城探訪」以来です。
当時の記事の末尾に、
「装飾大刀と日本刀」展行かねばならぬ。
と書いておりますな(笑)

「太刀」も「大刀」も「たち」と読む

展示品目録の裏面に展示遺跡の位置の地図と、
「刀剣の種類と名称」↓が図入りで掲載されていました。

（字が小さいのと折り目はご容赦願います）

展示品の中に「目抜（めぬき）」や「笄（こうがい）」、
あるいは「柄頭（つかがしら）」などの、
細かい装飾品が含まれていたので、
どこにどう付いているものかがわかって、
非常にありがたかったです。

そして、刀剣の種類。
反りのない「直刀」の大形のものを
「大刀」と呼ぶことを始めて知りました。
そしてその読み方が「たち」であることも。

目録のこの裏面だけで、この特別展に
来た甲斐があるというものです。

古代の兵庫ブランド

兵庫県の宍粟市に千種町という地があります。
「古代より砂鉄を利用した「たたら製鉄」が行われ、
　その質の高さから中世以降、備前の刀匠たちに珍重されて
　多くの名刀を生み出した、鉄のふるさと」（ちくさええとこネットより）
なのだそうです。
何と、以前訪ねたことがある「備前長船刀剣の里」が
こんなところでつながってくるとは
そしてそのブランドである「千草鉄」から鍛えられた
刀が一コーナーを設けて展示されているのです。

それらも含めて、兵庫県内からの出土品を中心とした展示で、
こじんまりした会場だったのと、平日だったためもあり、
地元の歴史をより身近に感じながら、
近くから遠くからじっくりと見ることができました。

オマケ

11月末ではありますが、館内すでにクリスマスモード

前回はスルーしてしまった隣接の公園の復元住居（＆紅葉とイチョウ）

そして前回は見られなかった出土品の復元作業も
見学デッキからしっかり見せていただきました。
（写真撮影不可なので、写真はありません）

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