ローカルTV局サンテレビで、「必殺仕事人Ⅲ」を
再放送しているのを時々見ています。
三田村邦彦さん、中条きよしさん、山田五十鈴さんが
出演しておられた頃のシリーズで、とってもなつかしい。
映像の職人技
30年くらい前の作品なので、もちろんデジタル映像には
及ぶべくもないのですが、映像の作りに独特の美しさがあります。
当たり前だけど、街灯もない江戸時代の
夜の闇という設定の中で、最低限の光を使って
「見せる」技はプロの作り出す様式美と言えます。
身体作法の職人技
そして、仕事人たちに殺される人たちの
「死に方」がまたプロフェッショナルです。
お互いに刀を抜いての殺陣においては、
斬られ役の役者さんたちの見事な立ち回りと
斬られっぷりが注目されることもありますが、
仕事人シリーズの、ある意味一方的に殺される、
その倒れ方が秀逸です。
簪がチャリンと鳴った後、三味線の糸を弾いて
切った後に倒れこむ等々・・・
今日見た中では、刺した主水さんが去っていく
動きに合わせるように、スローモーションで
倒れていく姿に見とれてしまいました(^_^;)
受け継ぐべきもの
おそらく、武道の基本がきっちりできているのと
殺陣のお稽古などで自然に身についた
身体作法があるのだろうと思います。
ある意味、伝統芸能の域でしょうか。
今どきの若いイケメンさんたちでは、
身体能力が優れていても、やれって言って
できるものではないように思います。
だから、時代劇が減ったのか、減ったから
受け継がれていく場がないのか・・・
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3月13日(日)14:30~15:40
4月17日(日) 〃
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