小池百合子都知事の、リオ五輪閉会式での
お着物や着付けについて、賛否の議論が
巻き起こっていることに驚いています。
私自身は、今回ほぼオリンピックより高校野球、
競技もほとんど見ていなくて、結果もニュースで知るくらい。
小池都知事の着物姿も、ニュース映像で見ただけです。
柄だの格だの紋だのお値段や購入したお店の推測だの、
みなさんよく見てらっしゃるんだなあと感心しました。
そんな私ですが、一つだけ気になったことがありました。

先衿

批判派のみなさんがおっしゃるほどには、帯の高さも
裾の開き具合も見苦しくはないと私は感じましたが、
上述の通り、ニュース映像を、しかも眺めていただけなのに、
↑写真の矢印部分(衿先)が目立っているように思えたのです。
(実際の写真でわかりやすいのを探すのがめんどくさいのと、
 なくても内容に影響ないと思うので、手持ちの本の写真です)

私の感覚では、丈か幅か、とにかく寸法が合っていない時に
目につくことだと思うのですが、三ツ紋の色留袖が自前でない、
つまりご本人の寸法ではないことは考えがたいし、
いい悪いはともかく、不思議だなあと感じていました。

そんな中、批判派の文章の中に、ヒントを見つけました。
いわく、五輪旗を受け取って振っている時に、
足を広げ過ぎている、特につま先が外向きなのはいかがなものか、
足を開くにしてもせめて前後にずらすときれいなのに、等々。

逆に、あ、そうかと思いました。

以下、あくまでも私の推測(憶測)です

今回の小池都知事の着付けは、あの五輪旗を振る、
その瞬間が優先されたゆえの形ではないでしょうか。
そう思って見ると、五輪旗を振る姿は、足腰が安定して、
頼もしいくらいカッコイイです。
都知事本人は旗自体は重くなかったとおっしゃっているようですが、
重さはともかく、あれだけ長くてバランスの悪いものを
女性が、しかも小柄である程度の年齢の女性が
着物姿で振り回すには、足を広げて踏ん張る必要があります。
そして前後にずらすよりは、外に開く方が安定します。
バレエのポジションがどうして外足か考えてみると
いいかもしれません。
つま先というよりは、大腿ごと外に向けて骨盤を安定させ、
体幹がしっかりその上に乗っている形です。
骨盤と体幹の面では、着物で帯を締めているのは
安定のために効果的ですが、足を広げるためには、
いわゆる「正しい」着付けである「裾すぼまり」はジャマです。
そこの優先順位を下げた結果、着付けた状態での
身幅が広くなり、一般的な着付けを前提とした
もともとの寸法と合わなくなって、衿先が目だったのかなと
いう推測(憶測)に至ったワケです。

ここまでピンポイントな優先事項がなくても、
たとえば「着物をキレイに見せる」と
「着る人をキレイに見せる」のどちらを
優先するかだけでも、着付けって変わってきます。

そして、私の中の理屈では、着ている人が楽なら、
着姿はキレイに見えるものなのです。

余談ですが

今回の件に関して、個人のWeb発信等ではなく、
メディアの記事の中で意見を述べていたのが
「和装着付けに携わって〇年の誰それさん」という方たち。
優先事項の件と同じく、これらの方たちの
「和装着付け」歴がファッションショーやブライダルフェア等で
きれいなモデルさんたちに着付けてきたものなのか、
妊娠中の花嫁さんが苦しくないように着付けるとか、
足腰が弱ったおばあさまがお孫さんの披露宴で
立ち座りが楽なように着付けるとかをやってきたのか、
そこんとこで意見はかなり変わってくると思うのです。

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