小学校の卒業文集で、「将来の夢」等の作文の他に、
6年間の行事の思い出などを書く欄がありました。
この欄の原稿を最初に提出した時に、担任の女性教諭が
「みんなカッコつけたこと書いておもしろない」
と書き直しを要求。
その後、再提出したものに対して、
「これやん!こんなネタあるのに何で出さへんのん!」
とおほめの言葉をいただきました。
今にして思えば、笑いを取りにいく文章を書いたのは、
これが初めてでした。
それがウケたことがうれしかったのも、初めてのことです。
小学校の先生が笑えるネタを児童に求める・・・
関西人はこうして笑いを学ぶのです(ホンマか)
そういえば、メインネタ(?)の「将来の夢」でも、
なりたい職業を書く子が多いなか、
「三平三平と一緒に釣りをする」
と書いていた男子がいました(^_^;)
(念のため・・・三平三平は『釣りキチ三平』です)
「将来の夢」と今のワタシ
私はこの「将来の夢」に「バレリーナと作家の兼業」と書いています。
ちょっと物事をナナメに見る小学6年生だったので、
日本ではバレエを踊ることだけで生計を立てることは困難であること、
かと言って、たとえば海外に行ってそれができるほどの才能が
自分にはないことも自分でわかっていたのです。
前者の状況は残念ながら40年近く経った今でもほとんど変わっていなくて、
生計を立てるためには教室で教えるというのが定番なのも同じですが、
小学生の私は、それまでの経験から、バレエのみならず、
人に何かを教えるということが非常に苦手で、
先生と名のつくものにはなるものか、と頑ななまでに思っていました。
そういうわけで、当時、自分が得意だった「文章を書くこと」を
もう一つのお仕事にしようと考えたワケです。
それも一握りしか成功できない、厳しい世界なんですけどね。
シビアなのか甘ちゃんなのかよくわかりません(^_^;)
そんな私が今、バレエ、ゆる楽バレエストレッチⓇ、着付けと、
教えることをお仕事にしていて、伝えるための言葉や方法を
日々考えて、伝わること、それによって変わる人を見るのが
うれしくて楽しくて、と思うようになるなんて、
人生何がどうなるかわからないものです
あ、笑いを取りにいくのと、それがウケるとうれしいのは、
小6当時から変わってないですね。
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☆☆月イチゆる楽バレエストレッチⓇ@エクラ☆☆
8月 7日(日) 14:30~15:40
9月17日(土) 〃
☆☆バレエの「身体の使い方」を取り入れた着付け☆☆
出張着付け、出張着付けレッスンの
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(加西KCCクラスは0790-42-4153)