先週金曜日、菩提寺の総本山にあたる永観堂に行ってきました。
昨年11月に、菩提寺で重要な法要が行なわれ、
きもの要員(?笑)でお手伝いに出たので、そのごほうび的なご招待です。
ただし、物見遊山だけではなく、主たる目的は
法然上人の804(!)回忌の法要
御忌会(ぎょきえ)に参列することでした。
正式名称は永観堂禅林寺。
「紅葉の永観堂」として有名ですが、今の時期は紅葉する樹々の葉はまだ若葉で、
美しい緑に囲まれた風景が見られました。
↑の写真は多宝塔。
永観堂のパンフレットの表紙に載っている代表的な建物です。
多宝塔の前から境内と、遠景は京都の街。
多宝塔までは、えっちらおっちら石段を登って行きます。
向きはあっちこっち変わるし、段の高さも変わるし、
下手したら段自体がナナメになってる場所もあります(>_<)
永観堂の名称の由来となった永観律師が、貧しい人々に
その実を分け与えたという「悲田梅」。
残念ながら、時期的に花も実もありませんでした(^_^;)
天皇の使いが出入りする時に使われた勅使門である「唐門」。
これらの他、写真撮影不可でしたが、
ご本尊「みかえり阿弥陀」の姿、表情は柔和であたたかく、
長谷川等伯の「竹虎図」は何度も見たくなる大迫力、
「臥龍廊」と呼ばれる木造の廊下を歩く時の感覚は
こわいような、わくわくするような感じでした。
見学の後は、メインイベントの法要「御忌会」です。
その2につづく(予定)