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能・狂言・落語会 身体をゆるめる、楽にする

疲労物質は重力に従うと気づく

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京都の大江能楽堂の客席は畳の桟敷席でした。
あ、唐突ですみません。
前の記事まだ引きずってます。
舞台前数列が椅子席で、あとは後列に向かって徐々に
高さが上がっていく形で、段々畑か棚田みたい。
なので、通路らしき通路というものはありません。
前の記事に書いた、役者さんたちが「出現」するのは
そんな場所です。
「異世界の人」と思ってなくても、
近過ぎてビックリだと思います(思いたい)

本題はここから

まあ、それはともかくとして。
出石の永楽館も平桟敷席メインだったのですが、
私は椅子席に座っていました。
そして、ホテルから永楽館までと、
地下鉄烏丸御池駅ホームから
大江能楽堂までの所要時間は大体同じ。
何が言いたいかと言うと、椅子席と畳桟敷席との違いだけで、
終演後の帰り道、脚の疲れ具合がまったく違ったんです。

「当たり前」が腑に落ちた

当然と言えば当然で、地球上には(いきなりハナシ大きくなる)
重力というものが存在しておりまして。
椅子に座っていると、膝から下は垂直あるいは
垂直に近い形で床に向かっています。
で、時間とともに、疲れは重力に従い、脚に沿って下に下がっていきます。
そりゃ足取り重くなります。
桟敷席で正座とかしんどいと思って、
永楽館は椅子席にしたのですが、
実は理論的には椅子の方が疲れるなんて、
トラップにハマりました(ちゃうわ。仕掛けてんのダレやねん)
そんな大げさに言わなくても、考えれば当たり前のことなんだけど、
自分自身が実際に体感することで、深く落とし込むことができる、
そのことが実感として腑に落ちた体験でした。

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