特別展「天皇皇后両陛下の80年」を見た後、
同じ高島屋京都店内で開催されていた
(会期27日までなので、終了しています)
「純国産宝絹takaraginu展」の会場の一つである
5階呉服売り場に移動しました。

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1階の四条通り側入ってすぐの「ゆとりうむ」というスペースにも
美しい振袖や、繭、絹糸の展示があり、
そこでいただいた↑パンフレットに、
結城紬の地機(じばた=織り手が床に座って織る織機)による
実演があると書いてあったので、それを見に行ったのです。
残念ながら、ちょうど地機による手織り体験の時間に重なって、
織り手さんによる実演は見られなかったのですが、
同じ時間に、手描き友禅の下絵付けの実演が始まり、
こちらも大変見応えがあったのでした。

職人技!

まず、地模様が入った白生地で仮仕立てした振袖を
モデルさんが身にまとい、青花(ツユクサの一種からとった染料)で
事前に描いた下絵をもとに、直接大胆に牡丹が描かれていきます。
次に、観客から描いてほしい花のリクエストをもらって、
それを迷いのない筆運びで描いていかれるのです!

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菖蒲、胡蝶蘭、桜・・・
それぞれの花のつき方、葉の形、花弁の枚数などなど、
花を描くためには、しっかりとした知識の裏付けが必要なわけです。

150125_1513こちらは、わかりづらいですが「宝尽くし」という柄で、
打出の小槌、宝珠、金嚢(きんのう)など、
宝物を集めたおめでたいものですが、
もちろん、「宝尽くし」とは何であるか、何を描くのか、
知識に基づいて描かれています。

思わぬ偶然で、すばらしい職人の技に出会えました♪
ちなみに、この後四条通りを散策した時に、
まさに宝尽くし文様の振袖を着たお嬢さんが
前を歩いていたのでした。