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美術館・博物館

鎮魂と祈り 平山郁夫展

前回の記事から続きます。

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写真に自分が映りこんでしまっていますがご容赦をm(__)m

平山郁夫画伯との出会い

もともとシルクロードに興味があって、その関係で平山画伯の絵と
出会いました。
沙漠の夜の青、昼の金に理屈抜きで魅かれます。
両方の色彩が一枚に使われている「敦煌鳴沙」という作品が
一番好きで、いつもぼーっとその前でたたずんでいます。

広島の記憶

このたびの企画展のタイトルは「鎮魂と祈り」です。
画伯は、広島で被爆されていて、その経験が
創作活動の大きなモチベーションであるそうです。
今回の展示作品の中には、広島でB29が投下する
落下傘を目撃したことから、命からがら故郷の生口島に戻り、
再度、廃墟と化した広島に、という一連の体験を描いた
水彩画が、手記の文章とともに展示されています。

絹の道、仏の道

今回、上述の沙漠を描いた作品以外に、
ポスター等の印刷物のモチーフとなっている
「求法高僧東帰図」などの、仏教に関する作品が
心に残ったのは、画伯の平和に寄せる思いが
より感じられたからかもしれません。

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