カテゴリー: 球辞苑

「球辞苑～プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち～」
（番組サイトはコチラ）

番組の存在を知ったのは去年でした。
「旬のキーワードを毎回一つピックアップ、
　現役・往年の名選手が明かす秘話、
　科学的な分析や知られざる歴史の解明など
　多角的にとことん掘り下げ」るという番組
（上記サイトより引用）で、
その細かさとマニアックな感じが
非常にワタシ好みなのです

今年も放送が始まっているのは知っていたのですが、
放映時間が土曜２３時
毎週見るのはなかなか難しい・・・と思っていたら。
月曜１９時から再放送していると知りました。

よっしゃぁ

と見たのが「けん制」がテーマの回。

何でそんなに細かいのだとすら思うデータ

そもそも、テーマ自体が細かいです。
スタジオゲストの元選手やインタビューＶＴＲの現役選手が、
「前は『リード』で今回は『けん制』ですか」
と、はからずも第一声が同じ(笑)
言外に込められているのは
「いつになったら走り出すんだ」

そして、けん制に関するデータは、
昨年の全試合の投球数２万何球だかに対して、
何球で、そのうちけん制死は何回だとか、
ストップウォッチですべて計測した結果、
一塁送球のスピードが一番速い投手は誰かだとか。

データをもとに、送球スピードの速い投手や、
けん制で刺すのがうまい投手にインタビューするのですが、
彼らの話がまたマニアックでおもしろい！
ランナーを出さなければ、けん制の必要はないから、
球威があったりスピードがあったりして、
バッタ―を抑えられる投手にはけん制の技術は必要ない、
そうでないから考えて研究して、けん制の技術を磨くのだと。

けん制のための身体の使い方

世界の盗塁王にして現・熱血タイガース党党首、福本豊氏を
苦しめたという往年の投手のさまざまなアイデアが、
ウケ狙いの一発芸と紙一重で、
一塁と三塁は対角線上にあるので、
三塁の位置を確認しておけば、
一塁を見ずに（バッターに投球するふりをして）
送球できるとか、逆に二塁ランナーを見たままで
ホームに投球するとか、
「今だったらボークでしょうね」
とご本人が語ったその後に
「当時でもボークだった」
とナレーションが入るのです。
実際、彼はけん制で刺した数も多いけど、
ボークの数も桁違いだったらしいです(笑)
ただ、これらの一発芸（違）の時に、
身体も投球もブレないのが、さすがにプロです。

そして、スタジオゲストの元・名捕手が
実際に座った姿勢から一塁けん制、三塁けん制の動きを
やって見せてくれたのですが、
キャッチャーらしい安定した体型で、
現役を引退して３年経つのに、スーツ姿なのに、
実に動作が軽やかでスムーズ。
座った姿勢から腰を浮かせるけど、
立ち上がると送球が遅れるので、
低い姿勢のまま足を踏み出し、送球する、
その一連が速く、正確で、そして美しい

身体はいろいろ、使い方いろいろ

元・名捕手の身体の使い方は、
トトロ的体型の茂山千五郎家ご当主に
通じるところがあるかもしれません。
（ご当主千五郎さんの『軽さ』についての記事はコチラ）

基本的にワタシは羽生結弦選手や
ＮＥＷＳの小山慶一郎くんなどの、
カラダも手足もひょろっと長い体型が好きで、
カッコイイ、美しいと思うのですが、
羽生選手ですら、そのカラダを十分に
使いきれていない時期があったのです（ちょっとの間だけだったケド）。
それを生かす使い方を身につけて、
そしてもちろん半端でない練習を重ねて、
今の彼があるワケです。

カラダって、あたりまえだけど、人それぞれいろいろで、
カラダの使い方も人それぞれです。
それを見つける、生かすために「ゆるめる」「楽」があると
思っています。

オフシーズン中の「球辞苑」の新しい楽しみとともに、
ますます「ゆる楽」探究してます。
一緒に楽しみませんか～？(笑)

参加受付中！

☆☆ゆる楽バレエストレッチⓇ＠播磨町☆☆
　　１２月１５日（金）１０：３０～１１：４０
☆☆ゆる楽バレエストレッチⓇ＠エクラ☆☆
　　１２月１６日（土）１２：３０～１３：４０時間注意！
☆☆ゆる楽バレエストレッチⓇ＠ＨＯＷＢＩ☆☆
　　１２月２２日（金）１９：４５～１時間くらい

☆☆ゆるめる筋トレ＆ストレッチ＠加西ＫＣＣ☆☆
　　第１,３月曜日１３：００～１４：００
☆☆５０代からのやさしいダンス＠加西ＫＣＣ☆☆
　　第１,３月曜日１４：１０～１５：１０

☆☆アラフォーからのゆる楽バレエストレッチⓇ＠加西ＫＣＣ☆☆
　　　第２,４火曜日　１５：３０～１６：３０
☆☆シニアのためのゆる楽バレエストレッチⓇ＠加西ＫＣＣ☆☆
　　　第２、４火曜日　１６：４５～１７：４５