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きもの・小物

ある境地を目にした日

 

KC4F0001

 

昨日の記事と同じ写真ですが・・・

着付けを終わって帰宅した時間が早かったので、
お彼岸の入りでもあり、午後から墓参に行きました。
(夕方から雨の予報だったし)
その帰り道、叔母の美容院に寄って、
写真を見てもらいました。
叔母は私にとっては「心地よく美しい着付け」の面では
師匠ともいうべき人です。
着付けのお仕事の前にはボディーを借りて
自主練をさせてもらったりもしているので、
写真を見てもらうことも多いです。

ガラケー画面の写真を見つつ、
「裾すぼまりの形がきれいにできてる」
「帯の位置や大きさがちょうどいい」
等々のあと、
「衿がきれいに抜けてる」

なぬ!?

※女性の着付けの場合、衿が首の後ろに密着しないよう、
 適度に間を空けますが、それを「衿を抜く」と言います。

繰り返しますが、4cm×6cmくらいのガラケー画面です。
何で衿の抜き加減がわかるの?

「首とか肩の感じ」

・・・叔母はAB型です(^_^;)

それはともかく、極めるとそこまで見えるようになるのだと
感心するとともに、技術だけでなく、見る目ももっと
磨いていきたいと気持ちを新たにしたのでした。