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きもの・小物 身体をゆるめる、楽にする

バレエと着付け、それぞれの言葉の壁

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バレエの場合

バレエの用語は基本的にフランス語です。
昔のドラマやマンガでは、「アン、ドゥ、トロワ・・・」と
カウントしながらレッスン、なんてシーンもありました。
私自身は、子供の時から1度もフランス語カウントする教室に
お目にかかったことがないので、実際には使わないのでは?
と思ってましたが、発表会の男性ゲストで使う方がいらして、
さすが都会はあか抜けてはるな~などと感心した程度で、
フランス語どころか、何なら英語も使いません。
身体の感覚をじ~っくり感じる時は、日本語で
「い~~~ち、に~~~ぃ、さ~~~ん・・・」
の方がしっくりくるんですよね。

動きの名称なんかでもフランス語は
あまり使わないようにしています。
バレエクラスでは、初心者と経験者が一緒なので、
逐次通訳的に、フランス語の名称を言ったあと、
日本語、それもふだん使いの言葉で説明する、
という感じで使っていますが、同時進行で実際に私が動いて、
何のためにするのか、どこを動かすか、意識することは何か、を伝えています。
ゆる楽バレエストレッチⓇでは、もっと日本語だけで、
気をつけているのはむしろ、マニアックな(笑)筋肉や骨の名前を
使わないようにするとか、小ネタ的なたとえ(?)で
ジェネレーションギャップを考慮するということでしょうか。

着付けの場合

きもの関係の言葉の場合は、別の問題があります(^_^;)
こちらは基本的には日本語です。
しかも古くから使われているバリバリの。
でも、だからこそ日常とかけ離れていてわかりにくい。
もっとやっかいなのは、バレエの場合は
相手の目の前で言葉の説明をし、
動いて見せることができますが、
着付けの場合、出張着付けにしても、着付けレッスンにしても、
わけわからん言葉たちを、直接相手に会う前に、
「事前に準備いただくモノ」として、書面でお伝えするわけです。
既知の相手、未知の相手に関わらず、完ぺきに伝わっていることは
ほぼないと言っていいでしょう。

そのために、アメブロでもこのブログでも
「きもの用語」のカテゴリーを設けて、写真付きで
ぼつぼつ更新していたのですが、
上述の書面についての質問を受けた時に、
「ブログを見てください」などと言うわけにもいかず、
かと言って、更新のたびに見て下さる奇特な方も少ないしで、
何となく更新しなくなって今に至ります(ちょっと反省)

手段は多い方がいい

この記事を書こうと思ったのは、そもそもバレエの見学の方が
「言葉が難しくて覚えられない」とおっしゃったことがあり、
体験なら身体を動かすことで何となく残るし、
上述の通り、言葉がわからなくても身体を動かすことで
何となく残るんだけど、見ているだけだと、頭を使ってしまうからか、
受け取り方が違うんだなあと感じたことからでした。
バレエやゆる楽バレエストレッチⓇの場合は、
言葉だけでなく、身体も使うことで、頭より感覚に
残すことができます。
だったら、着付け関連のいろんな言葉についても、
やっぱり写真付きで視覚に訴えていく発信を
していく方がいいような気がします。
そういうわけで、近々「ワタシ流きもの用語」が
復活するかもしれません(予定は未定)。

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身体をゆるめる、楽にする

ストレッチする前に大切なこと

「スポーツの前にストレッチ」は今や常識のように言われています。
でも、ストレッチはそれ自体が1つの運動なので、
その前にも準備が必要です。
固まった筋肉をいきなり伸ばそうとすると、
かえって身体を痛めてしまいかねません。
まずは脳からの指令が身体全体に届くように、
手先、足先や体幹の感覚を高めます。
動かす準備ができることで、筋肉を痛めにくくすると同時に、
体幹と末端それぞれを効率的に使うことができます。
ピーネット2012年12月号掲載分をリライト)

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ゆる楽バレエストレッチⓇも、「ストレッチ」という名称ですが、
まず始めはとにかく、末端をゆるめてほぐして準備をします。
(「バレエ」という名称ですが、跳んだり回ったり足を高く上げたりしません)
そこから行なうストレッチ的なワークも、
関西中のイラチさん(誰やねん)から苦情が来そうなくらい、
じわ~っと、じっくり行なっています。
そうすることで、<自分>の感覚をしっかり感じ取ることができ、
↑に書いたように身体を効率的に使うことにつながるのです。

たまには真面目に

FBで毎日1つストレッチを載せているページがあり、
1回「イイネ!」したら、毎日アップされてくるのですが、
この「イイネ!」した時を含め、ストレッチ自体はなかなかいいのに、
ほとんどが、「いきなりやったらあぶなそう」な感じなので、
タウン紙の元記事を探して、ちょっと真面目に書いてみた次第です。

 

 
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お知らせ 身体をゆるめる、楽にする

タウン紙のコラム10月号のお知らせ

隔月でタウン紙に掲載しておりますコラム広告、
「由美先生のカラダ☆ゆる楽コラム」掲載紙が
明日新聞折込されます。
折込紙、地域についてはコチラ
Web上でも明新です。
ピーネットタウンサイドバーの「大好評!連載コラム」
由美先生のカラダ☆ゆる楽コラム

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今回の記事タイトルは「カラダが硬い」とはどういうことか」

漠然としていることを、「痛い」とか「固まっている」とかに
言葉を変えたり、どこが「そう」なのか具体的にしてみると・・・
てな感じのことを書いています。

余談(^_^;)

今回、原稿送信時に写真を添付するのを忘れて、
それに気づかないまま第1稿が届いたのですが、
当たり前なんだけど、枠内にキレイにまとまっていたので、
何かそれでいいような気がして、そのままにしています。
そういうわけで、Web限定、というか私のブログ限定で
掲載するつもりだった写真を↑披露(?)

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能・狂言・落語会 身体をゆるめる、楽にする

足ウラから始まる伝言ゲーム(?)

襲名披露公演についての、前の記事の終わりの方に
さらっと、足の内反についての疑問点云々と書いておりますが、
そこからもう少し話を広げていこうかなという記事ですひらめき電球

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「内反」についてワタシ的おさらい

足の内反(ないはん)というのは、足の小ゆび側が接地して、
足のウラが親ゆび側から、つまり土踏まず方面から
見えるくらいの状態のことです。
以前の記事にも書いてますが、バレエでは絶対やらない、
むしろやってはいけない形です。
しかも、この形で足をひねってねんざをすることが多い(アカンやろ)
ワタシとしては、筋肉や骨について知れば知るほど、
足の内反に関わる筋肉は、何のためにあるのだろうと、
考えざるを得ませんでした。

舞台上に見た内反

先日の舞台でそんな私が目にしたのは、
内反の形から身体の向きを変える動きでした。
小ゆび側から足のウラ全体、そして脚から上半身へと、
動きが伝わっていく様子にしばし見とれてしまいました。

その動きが出てくるたびに、手のひらで
シミュレーション(?)を繰り返し、
帰ってからは実際に自分で動いてみて、
これがまた身体の仕組みに負担をかけず、
理屈にあっていることを確認するとともに、
和の身体の使い方である、腰を落として膝をゆるめる形で
行う方が当然楽であることもわかりました。

自分の方に持って来る

となると、基本がバレエである私のレッスンに
取り入れることは、そのままではちょっと難しいです。
日常でもなかなかしない動きだし。
でも、手足と体幹のつながり、伝わる流れは、
身体の使い方の根本となるものだと思うので、
しっかり自分のテリトリーに引っ張り込んで(?)
日常の動きにも応用できるような形で、
みなさんにお届けする所存でございますm(__)m

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祝着至極、襲名披露公演その2

前の記事では、茂山家襲名披露公演の
番組(曲目ラインナップ)まで書きました。

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中正面という席で

今回のお席は中正面と呼ばれる席の最前列で、
舞台下手(へたではない)前方の柱と向かい合う位置でした
(↑図の黄色い四角)。
柱に隠れて舞台が見えない部分があるため、
A席扱いになっていますが、図の通り、最前列は
配置の都合上か、1席だけ独立していて、
舞台直近、何だか舞台独占気分でした。
しかも、能狂言ともに、動線に関する決めごとか、
私の目の前にある「目附柱」という柱に向かって
歩き、または駆けるように近づいてくることが
多々あり、そのたびに実体の身体のみならず、
気迫や熱気、という言葉ではおさまらない、
圧をともなった氣が迫ってくるようにすら感じられました。

舞台そのものが襲名を寿ぐ

そのために、舞台の空間自体が氣を持ったのか、
私の感覚がその中でオープンになったのか、
座っている囃子方さんや地謡さんも含め
身体の動き、使い方がとてもクリアに見て取れて、
呼吸を忘れるくらいに舞台に引き込まれているのに、
別の見方で何かを見ている自分がいるという、
不思議な体験でした。
おかげで、昨年末あたりから気になっていた
足の内反についての疑問に答えらしきものが
見いだせたり、ゆる楽な「立つ」「歩く」に
効果がありそうな筋肉の使い方を発見したりと、
非常に有意義な楽しみ方のできた時間でもありました。
6時間半、長くなかったです!

言祝ぎを

それぞれの曲、そして新・千作さん、新・千五郎さんについても
いっぱい思うことはあるのですが、きりがないので割愛します。

このたびのダブル襲名、心よりお祝い申し上げます。
ますますのご活躍、ご発展をご祈念いたします。

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