【帯締め―おびじめ―】
きもの姿を正面から見た時に、
帯の真ん中あたりに締めてある紐。
これ1本でほぼ帯結びを支えていると言っても過言ではない。
その重要性の割に、きちんと結ぶには熟練が必要なので、
初心者の着崩れの原因の一つである。
背中で折ったり結んだりした帯の部分を
体に固定するように沿わせて締め付ける力技と、
ゆるまないよう確実に、かつ美しく結ぶ繊細な技の
両方が求められる。
力まかせに締めても、帯の前胴部分には前板が
入っているので、このために苦しくなることはない。
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ワタシ流きもの用語・概要
カテゴリーの中に「ワタシ流きもの用語」というモノを作っております。
着付けさせていただく時や、着付けレッスンの時に、
事前に準備いただくものを一覧にしてお渡しし、
わからないことをお尋ねいただくようにしていますが、
何がわからないのかわからないとおっしゃる方が
割といらっしゃるのです。
その結果、事前の質問がないままに当日お伺いして、
恥ずかしながら、私があせるという事態になります。
というわけで、きものにまつわる言葉たちを
わかりやすく説明してみようかというのがきっかけです。
ワタクシの独断と偏見のもとに、ちょいとツッコミ風に(^_-)
(↑自分でハードル上げてますね)
よけいわからんようになったということだけは
避けたいと思います(笑)
不定期に書いていこうと考えております。
よろしくお願いいたしますm(__)m
きものを着た後のお手入れ・・・あくまで私の場合です。
まず、脱いだらすぐに汚れをチェック。
裾、袖口、衿は重点的に。
温かみが残っているうちに、共布で布目にそって拭くとよい、
というのをお茶の先生に教えていただきました。
共布が残っていない場合は、ビロードの布が代用になるそうです。
染みが見つかれば、下手にさわらずに、専門家におまかせします。
それから、ハンガーにかけて、風通しのよいところに吊ります。
お天気がよければまる一日、雨降りや湿気の多い日があれば、
天気が回復してから一日、くらいは風を通します。
シーズン中にもう着る予定がなければ、丸洗いに出します。
まだ着る予定があれば、しわをアイロンで伸ばし(あて布必須!)、
たたんでしまいます。
夏の薄物や単衣の化繊であれば、即、ネットに入れて手洗いです。
このへんはまたシーズンになってから書きます。