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トウシューズと帯結び

先日、バレエのトウシューズレッスンの時に、
生徒さんがトウシューズを履いている様子を
何となく眺めていました。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
履いている時点で、足が外に流れています。
この生徒さんは、トウシューズで立つ時も、
足が外に流れる傾向があるのです。
履いている様子を見て合点がいきました。
一番キャリアが長いので、履いている時を
ついついスルーしていました。
本来は、プラットフォームと言われるつま先の部分が
すべて接地しているはずなのです。

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こんな感じ。
(↑の2枚の写真では、シューズのリボンを
 2本クロスしていますが、本来は1本ずつ
 巻いていきます。 最終形態がわかりやすいように
 両方同時に巻いてもらっています)

この日彼女は、レッスン中にトウで立つ時も、
安定してまっすぐに立てていました。
つまり、シューズを履く時に、安定した形を作っておけば、
その安定した形で立てて、しかも負担が少ないのです。
ふだんの靴、とくにスニーカーなどの紐がついた靴は、
同様の作用があるかもしれません。

姿勢をサポート、姿勢でサポート

これは、私が出張着付けレッスンの時に、身体の使い方として
お伝えしているのと同じことです。

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きものを着ると、帯が腰や背中をサポートしてくれる
というのは、よく言われていることですが、
腰や背中が無理をしてがんばった状態で着付けると、
その形のままで固まってしまうことになります。
身体に負担をかけず、なおかつ美しい形というのが、
人それぞれにあるはず(というより、楽な形が美しい)なので、
その形を知り、
それをサポートするように着付けることで、
楽で美しい着姿ができあがり、キープできるのです。

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 月イチゆる楽バレエワーク@エクラ(小野市中島町)
6月21日(日)14:30~15:40

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衿付半じゅばん・替え袖

昨日の記事の続きです。

衿付半じゅばんには、袖を付けることができます。

こんな感じ。
真夏の薄物だと、身頃と袖の色が違うのが透けて見えるので、
替え袖は白を使う方がよいと思います。

うそつき袖付け

袖付け部分の拡大です。
面ファスナー(通称マジックテープ)がついています。

替え袖は、本体を購入したお店でも入手できますが、
自分で作るのもアリです。

面ファスナーはこんな感じでつけます↓

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余談ですが、衿付半じゅばんは通称「うそつきじゅばん」とも
呼ばれています(^^;

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衿付半じゅばんの季節早くも到来

半じゅばんは肌じゅばんとも言い、きものを着る時の下着の一つです。
私個人的には夏のお助け必須アイテムです(*^^)v

着付ける順番

  肌じゅばん&裾除け(上下一体型もあり)
            ↓
     長じゅばん+伊達締め
            ↓
  長着(俗に言うきもの)+伊達締め
            帯

衿付半じゅばん

わかりにくいですが、↑写真には、半じゅばんが3枚写っています。
一番左が一般的な半じゅばん、右2枚が衿付です。
衿付、つまり半衿がついていて、たいていの場合は袖を別途
つけることもできるので、上記の順番の2番目、
長じゅばん+伊達締めを省略できるのです!

夏の着付けは涼しさ優先

この1枚と紐(でもないけど)1本がなくなるだけで、
夏の着こなしがどれだけ涼しいことか!
要するに浴衣の着付けと同じ状態になるわけですから。
(浴衣の場合は原則、衿なし半じゅばんです)
私は洋服はパンツが多い・・・というか100%パンツなので、
裾除けや足袋を涼しい素材にして、きものを着る方が
夏のお出かけは楽だったりします。

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きものの輪広がる♪

今日は、兵庫県西脇市の国登録有形文化財の建物、
旧来住家住宅で、着付けレッスンをさせていただきました。

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カラーセラピストSunny place☆エリさん
主催してくださった会です。
エリさんは、昨年秋に、着付けレッスンの6回コースを
受講してくださって、その後、きものを着て出かけたい、
でも機会がない、ならば自分で作ろう!とばかりに、
きものでの茶話会を自ら企画されて、私にお声をかけてくださったのです♪

着付けレッスンを受けてくださった方が、
こうして、きものを楽しんで着ようと思ってくださることは、
私にとって、ほんとうにほんとうにうれしいことです!!!

これからもどんどんきものを楽しんで、自分を楽しむ輪が
広がって、そのお手伝いをしていきたいと思うのでした(^^♪

2015着付けお茶会

 

写真掲載のご承諾ありがとうございますm(__)m

エリさんのブログにアップされました→コチラ

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姿勢をサポート、姿勢でサポートする着付けで、「楽」をつくります

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簡易虫干し

「虫干し」とは・・・

夏に、衣類、本などを風に当てて、かびや虫の害を防ぐこと。
(旺文社 国語辞典 昭和53年度版より)

141102_1615きものについては、こんな感じで、昔はやっていたようです。↑↓

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でも、これだけのスペースが取れるおうちは、
今やなかなかないのではないかと思います。

なので、最低限として、タンスから出してたとう紙を開け閉めする
あるいは、もっと最低限、タンスの引き出しを開け閉めする
だけでも、やらないよりはいいみたいです。
前者だと、しみやカビのチェックもできますね。

虫干しの時期と注意

書をひもとくと、あるいはweb検索してみると、
虫干しの時期は、梅雨明け、土用の時期の
天気のいい日が推奨されていますが・・・
確かに、湿気の多い梅雨が明けてから
カビのチェックをするのは理にかなっていますが・・・
日本亜熱帯化かと言われる現代、梅雨が明けても
湿気は多く、30℃越えの日はしょっちゅうです。
(気候的には昔の梅雨明けが今頃の感じかも)
熱中症に注意するのはもちろんですが、
汗がきものの上に落ちたり、汗ばんだ手できものに触れて、
それがシミになることもあるので、要注意です。
(久々に開けた黒地のきものに白い手形がついていた
経験があります。なかなかにシュールでした^^;)

秋から冬の乾燥する時期にもう一度行うとよい、
とも書いてあります。
チェックを兼ねて、マストにした方がよいかもしれません。

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