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湖畔のホテルで会ったプロ―諏訪の旅2―

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今回の旅では、諏訪湖畔のホテルに泊まりました。
写真は↑朝食会場のスカイレストランからの眺望です。

ミーアウト、キーイン、ドアガッチャン

↑このタイトルは、さださんのトークネタで、
ハワイのホテルで自動ロックの締め出しに遭った
バンドメンバーが、英語が話せなくて、
ホテルスタッフに対して言ったというフレーズです。

さて、最近やっと、旅先の大浴場に対して
抵抗が「少なく」なったワタクシ、
朝起きたら寒かったので、ここはやっぱり温泉だよねと、
大浴場に向かいました。
このホテルは、フロントの奥に大浴場があり、
ルームキーをフロントに預けるシステムです。

そして、事件は起こった。

「おはようございま~す」と笑顔で言いつつ
フロントのカウンターにキーを置いた瞬間、
「あ゛――――やってもた
ルームキーとレンタカーのキー(ついでに朝食券も)を、
ごていねいに並べて置いていたために、
持って出てきたのは、そう、朝食券・・・ではなく、
レンタカーのキーだったのです

先週のコンサートで久々に聞いた
「ミーアウト、キーイン、ドアガッチャン」事件のトークが
脳裏によみがえりました。

プロフェッショナル

その時フロントスタッフ慌てず騒がず、
鍵束を携えて、カウンターから出てこられました。
そして、ルームナンバーも言っていないのに、
エレベーターの階数ボタンを押し、
部屋に着いた時にはすでに、部屋番号のカギを持ち、
速やかに鍵を開けてくださったのでありました。
(女性一人の泊り客が少なかったからわかったのかも)

「では、お待ちしています」と彼は立ち去り、
私は鍵を入れ替え(?)、後を追う形でエレベーターホールに。
すると、2基のエレベーターのうち、1基はフロント階に向かい、
残る1基の「下る」ボタンが押してあるではないですか
お気遣いありがとうございます~m(__)m
プロフェッショナルだぜ

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11月15日(日)10:30~11:40

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山と木と湖と神々と―諏訪の旅1―

長野県諏訪湖方面に行ってきました。
諏訪大社他、神社参拝が主な目的です。

まずは写真を

上社前宮↓

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上社本宮↓

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下社春宮↓

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下社秋宮↓

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そして、途中のコンビニからの諏訪湖↓

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キラキラでキレイです。
コンビニの駐車場からこんな写真が撮れる贅沢
しかもガラケーで(笑)

木の国で

諏訪大社四社の社殿の四隅には、
御柱祭で知られる巨木が建てられています。
(写真なんて畏れ多くて撮れない)
樹齢200年程の樅の巨木だそうです。
他にお参りさせていただいた神社でも、
同様に四本の柱が建ててあるところが多く、
また、境内にも大きな木が立ち並んでいて、
ここは「木」とともにある地なのだと、
神々も木とともにおわすのだと、
体全体で感じたのでした。

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お出かけ

想定外いろいろ、さださん@神戸

昨日のきものでお出かけは、さだまさしコンサートでした

【わかるヒトだけわかればいい「意見には個人差があります」タオル】
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想定外その1

ワタクシ、さだまさしファンクラブに入会したのが20代前半、
以来、乳がん手術後の「人混みコワい」時期を除き、
年に1回は必ずコンサートに足を運んでいるので、
最低30回は行っております。
しかし、コンサート中に全員立って、体操をするなんて経験は
今回が初めてです(カウントダウンとかではあったのかな)
しかも、ディナーショーを含めてもきもので行ったのは
3回くらいしかないのに、よりによって、その3回目に
ステージ上からまさしさまが、両手を上にあげてのびをしろと
おっしゃる
それも1回ではなく2回、3回目はそのまま身体をひねれと
きもので手を上にあげると、袖が落ちてきて、ひじが出る
それを防ぐため、手は前に出して、できるだけ脇を伸ばします。
日ごろの研究と鍛錬の成果(?)で、ここはクリア。

ここは一部想定内

嗚呼、それなのに・・・
客席立ったまま「北の国から」に突入。
(身体がつらい方は座ってくださいね~とおっしゃるけれど)
この歌の時は、片手あげてて大きく振りつつ、
舞台客席一体化して歌うのが定番です。
ここは顔の前あたりの高さでバイバイしてました。

そして最後の想定外

それは名曲「風に立つライオン」でやってきました。
歌の最後の「アメージンググレイス」をみんなで歌おうとおっしゃる。
上記「北の国から」をはじめ、さださんの歌には、
リフレインなどをみんなで歌う曲がいくつかあります。
でも!
「ライオン」の「アメージンググレイス」は初めて
この曲って、ものすごく上手なゴスペル歌手や
ゴスペルグループが歌い上げるイメージがあります。
私なんぞとてもとても・・・
と思っていたら、やはり高いところが出ませんでした。
でも、ホールに響く舞台客席一体化の声は、
とってもキレイで、泣きそうになるくらいでした。

それにしても、この想定外連続のコンサートは
何だったんだ・・・
慣れたことでも油断するなということなのか
(臨戦態勢で聴くコンサートは楽しくなさそーだ)

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能・狂言・落語会 身体をゆるめる、楽にする

疲労物質は重力に従うと気づく

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京都の大江能楽堂の客席は畳の桟敷席でした。
あ、唐突ですみません。
前の記事まだ引きずってます。
舞台前数列が椅子席で、あとは後列に向かって徐々に
高さが上がっていく形で、段々畑か棚田みたい。
なので、通路らしき通路というものはありません。
前の記事に書いた、役者さんたちが「出現」するのは
そんな場所です。
「異世界の人」と思ってなくても、
近過ぎてビックリだと思います(思いたい)

本題はここから

まあ、それはともかくとして。
出石の永楽館も平桟敷席メインだったのですが、
私は椅子席に座っていました。
そして、ホテルから永楽館までと、
地下鉄烏丸御池駅ホームから
大江能楽堂までの所要時間は大体同じ。
何が言いたいかと言うと、椅子席と畳桟敷席との違いだけで、
終演後の帰り道、脚の疲れ具合がまったく違ったんです。

「当たり前」が腑に落ちた

当然と言えば当然で、地球上には(いきなりハナシ大きくなる)
重力というものが存在しておりまして。
椅子に座っていると、膝から下は垂直あるいは
垂直に近い形で床に向かっています。
で、時間とともに、疲れは重力に従い、脚に沿って下に下がっていきます。
そりゃ足取り重くなります。
桟敷席で正座とかしんどいと思って、
永楽館は椅子席にしたのですが、
実は理論的には椅子の方が疲れるなんて、
トラップにハマりました(ちゃうわ。仕掛けてんのダレやねん)
そんな大げさに言わなくても、考えれば当たり前のことなんだけど、
自分自身が実際に体感することで、深く落とし込むことができる、
そのことが実感として腑に落ちた体験でした。

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能・狂言・落語会

舞台上の異世界が観客を巻き込む

先週12日、またまた狂言を観に行ってきました。
会場は京都の大江能楽堂です。

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茂山千五郎家による
「お豆腐の和らい2015 狂言Hybrid」

Hybridの意味は、プログラムでわかります。

1.狂言「墨塗(すみぬり)」
 これはまあ、普通(笑)
2.解体SHOW!!「太刀奪(たちうばい)」
 役者の芝居をザクザク止めながら、
 あれやこれやと質問したり、
 チャチャを入れたり!?
 ストップモーションの役者をよそに
 交わされる激論・笑論!
 (公演チラシより)
3.コール&レスポンス「蝸牛(かぎゅう)」
 謡の一部を観客全員で一緒に謡う、
 完全観客一体型公演!

解体SHOW!!

京都で劇団を主宰される土田さんの質問に
回答されるのが研究者の網本さんとおっしゃる
可愛らしい女性と、狂言師の立場で逸平さん。
その場を仕切る(はずの)司会者が茂さん、と
この4人の方が舞台上手に並んで、
講演会などで使われる(ホンマでっか!?という方がわかりやすい?)
チンと鳴るベルでストップ、スタートを合図する・・・
というのが基本形のはずでしたが・・・。
(ちなみにベルは茂さんの自腹だそう)
土田さんの現代劇の立場からの質問に、
逸平さんが「そうでしょう、おかしいでしょう」と同意したり、
網本さんが立ち座りのはずみでベルを鳴らしちゃったり、
あげくに、次の動きがやりにくい形で止めようとかで、
質問に関係ないベルが鳴ったり。
演者のみなさんは、歩きかけの前傾姿勢だったり、
同じく歩きかけで後ろの足がほぼ浮いてたり、
小道具を拾う前かがみの形だったりと、
とにかくいろんな姿勢でストップモーション。
いつもながら、狂言師のみなさんの身体能力に感心しきりでした。

コール&レスポンス狂言

「蝸牛」は前に観たことがあって、コール&レスポンス部分は、
プログラムに書いてある文字を見ただけで、
節回しがよみがえるくらい印象的です。
太郎冠者と山伏のやり取りの部分なのですが、
最終的には観客はもちろん、立腹していたはずの主人や、
舞台上にいないことになってるはずの後見さんまでが、
謡い、足を上げて拍子を取り、大盛り上がり!
あ、この時の拍子を取りながら歩く形も、
かなりのバランス感覚で、すばらしかったです。

舞台は異世界、客席は?

まずお断りとして、能舞台の場合、
客席を見所(けんしょ)と言うのですが
以下、一般名称の「客席」を使い続けます(笑)

それはともかく、上記コール&レスポンスの最後、
近くでよく響く声が聞こえると思ってふと見ると、
宗彦&逸平ご兄弟が!

10年以上前、舞台人としてよくも悪くも影響を受けた方が、
メイクと衣装を着けると非日常の者なのだから、
日常の人たちと接するのはNG、というポリシーをお持ちだったので
以前大阪城本丸薪能の記事にも書いたのと別の意味でも、
私には「舞台上は異世界」という観念があります。
そういうわけで、ついさっきまで異世界にいた方たちが、
衣装ではないとはいえ、すぐ近くに「出現」されると、
ビックリしてちょっと引きます(^_^;)
それでなくても、開演前に本やカレンダーの販売とか、
ファンクラブの勧誘とかで、演者のみなさんが客席を
歩き回り、目の前で立ち止まったりすると、
どうしたらいいのかわからなくて、固まります(笑)
でも、コール&レスポンスで「完全一体化」して
盛り上がっている客席は、いっそ舞台の一部なのだと思えば、
宗彦さん、逸平さんは「出現」したのでなく、
普通にそこにいらして当たり前と考えるのも
茂山千五郎家のお舞台についてはアリかもしれません。

10年以上前の、舞台に立つ側としての観念が、
舞台を観る側の今の自分に影響を与えていることに
気づいて、それもびっくりですが、気づかせてくれた
今回のHybridなお舞台に感謝しつつ、
次回からは、また新しい楽しみ方ができるように
なろうと思ったのでした。

長文御免m(__)mそれでもお知らせを貼る(笑)

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