着付けを練習しながら考えたカラダのこと

着付けのお仕事の前には、叔母の美容室で、
着付け用ボディーを使って必ず練習します。
叔母とイトコは、彼女を「ケイコさん」と呼んでいるそうです。
言わずもがなですが、これでお稽古するからですね

「正しい」姿勢は同じではない

着付けてしまうとわかりにくいですが、
手足と頭部がなくて、胴体部分に支柱と土台が
ついている状態です。
支柱を除けば、要するに「体幹」です。
当たり前だけど、軸がしっかりしていて、
肩がすとんと落ちたなで肩で、
骨盤は前傾も後傾もなく立っていて、
安定してるというか、ニュートラルで自然な状態ですね。
肩こりとか腰痛とかなさそう（あったらコワいわ）
だからと言って、これが「正しい」とか「理想形」とか
と言うわけではなくて。

みんな違うからおもしろい

人の身体って、体型も状態もいろいろで、
そして、「楽」とか「自然体」とかも人それぞれで、
でも、できるだけ多くの人にとって「楽」な
身体の使い方を見つけ出して、伝えていくこと、
そこんとこが楽しくて、自分は今のお仕事を
してるんだなあと、思うのでした。

余談

着付け教室に通っていたころは、教室の練習用ボディーを、
私と友人は「ジンタイくん」と呼んでいました。
ジンタイ＝人体なのですが（何とセンスのない）、
女性体型なのに、なぜ「くん」なのかは今となってはナゾです。

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